# *1. Geminiの使い方(ジェミニ) ## [Geminiとは何か] GeminiとはGoogle社が提供するLLMです。(エルエルエム) LLMとは、簡単にいうと自然言語を介してAIとやり取りをするソフトです。 ※自然言語=人間が日常的に使っている言語のこと。(日本語/英語/中国語など) "AI"というと様々なものを含んだ総称になり範囲が広くなりすぎてしまうので、一般の方であってもチャット型のAIに関しては"LLM"もしくはサービス名(今回の場合はGemini)で呼ぶ方が良いと考えます。 LLMという言葉は昨今のニュースなどでも登場することが多いので、認識しておいた方がいいです。 --- ## [基本的な使い方イメージ] 1. GeminiのWebサイトにアクセスします。 2. 質問欄があるので、そこに質問を入力します。 3. Geminiから回答が返ってきます。内容を確認します。 4. そこで終わらせることもできますし、そのまま質問してやり取りを続けていくこともできます。やり取りを続けていくとGeminiは前のやりとりを考慮した回答を返してくるので、さらに精度が高まるという特性があります。 ※このやり取りが行われているページ単位を"スレッド"と呼びます。 --- ## [具体的にどんなことができるか] - 文章の作成と手直し - 長文の要約と翻訳 - アイデア出し このような使われ方が一般的です。 しかし、例えば、「使用したことがない人がこれらの例から連想するイメージ」よりもかなり高度なことができるという実態があります。 LLMは、「AIと人間を自然言語でつなぐ総合窓口」です。 裏側にある複雑で高度なAIのシステムを、普段使っている言葉だけで簡単に操作できるようにしてくれるというのが正確なイメージです。 さらに現在では、テキスト(文字)だけでなく、画像や音声なども理解できる機能が備わっています。 アップロードした画像などの内容を読み取ったりすることができます。 そして、このLLMの性能は現在も向上していっています。(26年6月) --- ## [利用にあたっての注意点] 便利な総合窓口であるLLMですが、以下のような注意点があります。 1. 個人情報や機密情報を入力しない - 入力した質問(プロンプト)の内容は、AIの学習データとして利用される可能性があります。そのため、自分や他人の個人情報(住所、電話番号など)、クレジットカード番号、会社の機密情報などは入力しないようにしましょう。 提供企業側が個人情報を学習しないように配慮している側面があるので、一発アウトではないことも多いですが、LLMを利用するときの基本原則として理解しておく必要があります。 2. もっともらしい嘘(ハルシネーション)に注意する - LLMは人間のように内容を理解して回答を出力しているわけではありません。 イメージとしては、性能が高すぎて人間と話しているようなレベルを達成しているという感じです。 そのため、事実とは異なる情報を、さも本当のことのように自信満々に答えることがあります。 これをハルシネーションと言います。 ※ハルシネーション(幻覚)=AIが事実に基づかない嘘の情報を、もっともらしく生成してしまう現象のこと。 AIの回答を鵜呑みにせず、重要な情報や数値については、必ず自分自身で事実確認を行うようにしてください。 3. LLMと権利関係の問題に注意する - 生成された文章やアイデアをそのまま仕事や公開の場で使う際は、著作権などの権利関係に気を配る必要があります。AIは世の中の膨大なデータを学習して回答を作っているため、偶然誰かの著作物とそっくりな文章を出力してしまうリスクがゼロではありません。 - また、「生成したものを商用利用(ビジネスでの利用)していいか」といったルールは、提供企業のサービスごとに異なり、無料版か有料版かなどによっても異なります。 > [!quote] > ### 【問題ない使い方の例】 > > 1. 個人的な生活の中での利用(私的利用) > 自分や家族といったプライベートな範囲で楽しむ分には、著作権などの権利問題を気にする必要はありません。 > > 2. 「自分自身で作成した文章」の要約や手直し > 自分が書いた長文のメモを要約させたり、自分で打ったメールの敬語がおかしくないかチェックさせたりする使い方です。元の文章の権利が自分にあるため、安全で実用的な使い方です。 > > 3. アイデア出しの相手として使う > 「文章のタイトル案を10個出して」「この企画のデメリットを指摘して」など、AIをあくまで「相談役」として使い、最終的な文章や作品は自分自身で作成するという使い方です。アイデアそのものには著作権は発生しないため、問題ありません。 > > 4. 当たり障りのない「一般的な定型文」の作成 > 「季節の挨拶状」「取引先への一般的なお礼メール」など、誰が書いても似たような文章になるもの(オリジナリティが低く、著作物になりにくいもの)の作成であれば、そのまま使ってもトラブルになることはまずありません。 ### 【簡単にいうと】 - 個人情報を入力しない(会社のデータなども含む) - そのまま公開/共有しない(出てきたものをそのまま外に出さない) この2点を意識しておくと良いです。 おすすめの使い方としては、"自分が理解するために使用する"です。 --- ## [画像付きの簡単な説明] 1. [Geminiの公式サイト](https://gemini.google.com/)にアクセスします。 2. 画像の赤枠の部分に質問を入力します。 ![[*-1. Geminiの使い方(ジェミニ)-1枚目.webp]] 出典: Gemini公式サイト 3. 入力すると、送信マークが出てくるのでここを押します。 ![[*-1. Geminiの使い方(ジェミニ)-2枚目.webp]] 出典: Gemini公式サイト 4. 回答が出力されます。 > [!quote] > ### 【Web版、アプリ版、ブラウザ版】 > > 上記説明では"Web版"のGeminiのURLを掲載しています。 > > 他にも"アプリ版"、"クロームブラウザで利用できるもの(AIモード)"がありますが、基本的には同じものです。 > > 「Web版で見れるものが他でも見れる」という整理をしておくと分かりやすいです。 > > スマホからアクセスすることが多い人はアプリ版を使用するといいです。 > > ※似た名前の偽物アプリを誤って入れないよう注意してください。 > > - [Android版 公式 Geminiアプリ](https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.apps.bard) > > > - [iphone版 公式 Geminiアプリ](https://apps.apple.com/jp/app/google-gemini/id6477489729) > --- ## [その他補足] ### 【GeminiでGeminiの理解を深める】 Geminiには多様な機能があります。 それらは使いながら覚えていくのがいいです。 その際の推奨動作が「GeminiにGeminiの使い方を質問する」です。 LLMを使いこなすのには、「なるべくそのまま質問する」というのが有効であると考えます。 極端な話、何が分からないか分からないという状況であれば「何が分からないか分からないです。」と質問すると良いです。 独自の考えですが、LLMに質問する文章は「です」「ます」レベルの敬語にしたほうがいいです。 "実際に人に伝えるときに望ましいであろう、過剰な敬語ではない「です」「ます」レベルの敬語"を意識するとスムーズにやり取りが進むと考えています。 ### 【画面分割/マルチモニターとの相性】 LLMは画面分割/マルチモニターの体制で使用するのがおすすめです。 「ノートパソコンで画面の左半分にGemini,右半分にメモ帳やWebサイト」といったようなイメージです。 Webサイトを見ていて分からないことが出てきたらGeminiで質問する、といったように使っていくと良いです。 ### 【何を質問したらいいか分からない】 以下に質問の例を作りました。これをそのまま質問欄に貼り付けてください。 一部分だけ変えて質問するのもいいと思います。 > [!quote]+ 右のボタンを押してワンクリックでコピー > > 1. > ```text > LLMとは何ですか。現在の主要LLMと社会の実装状況について教えてください。 > ``` > > 2. > ```text > 関東でおすすめの観光スポットを教えてください。定番のもの/最近話題になっているものに分けて3つずつ紹介してください。 > ``` > > 3. > ```text > 「日本の経済」分野で課題となっていることを教えてください。前年/今年に分けてそれぞれ調査をしてから、俯瞰した視点で全体像を解説してください。 > ``` > > 4. > ```text > 日本在住の日本人です。海外旅行におすすめの国を教えてください。定番の国を中心に据えつつ、昨今の海外旅行におけるトレンドについても紹介してください。 > ``` > > 5. > ```text > 日本料理の定番ランキングを5位まで教えてください。併せて外国人視点で人気が高い日本料理も教えてください。 > ``` --- 公開:2026-06 --- > **Navigation** **ページ移動:** * [[*2. Obsidianの使い方(オブシディアン)|次の記事へ]] * [[06. *カテゴリ|*.0へ戻る]] * [[01. トップページ|トップページへ戻る]]